違和感が発生。
その違和感とは、なんとボケたのはいいのだが、ミスをしてしまってツッコミのフレーズを入れてボケてしまったのだ。
(説明すると、一言だけ言ってボケて、ツッコミでつぎ足して笑いになるところなのに、ツッコミのフレーズを言いつつボケてしまった)
完全にミスってしまった。
しかも一番自身のある部分のボケで、、、、
案の定、この部分はウケなかった。
しかし幸い漫才の空気感が良かったのと(おそらく)、所々少さいウケもあったので、そのまま強制終了になる事なくネタは続いていく。
そしてその後はミスを引きづることなく、しっかりと出来た。
ウケは微妙だったが。
そして、、、、運命の時。
「もうええわ」
「ありがとうございました」
なんと最後までやり通すことができたのだ。
最後までやり通すということだけでも、なかなか難しいので、嬉しかった。
しかし喜べない。
もちろんミスをしているからだ。
「ありがとうございました」
と言って2秒程たつ。
審査員が悩んでる証拠だ。
しかし僕は完全に不合格だと思っていた。
そして運命の音がなる。
「ファンファンファン」
強制終了の音=不合格の音だ。
もしあそこのボケが決まっていたら合格だっただろうと思う。
しかし初めて最後まで出来たので、ネタや方向性は間違ってなかったのだと思う。
進むべき方向が見えた瞬間でもあった。
そしてM-1に向けてこれが最後の調整となった。
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