「カーン」
無情にもゴングが鳴った。
強制終了の合図だ。
僕たちは舞台からはけていった。
1分ちょいくらいの出来ごとだ(当時のネタ時間は1律2分と決まっている)。
2分のネタをガッツリ練習してきて、1分ちょいで強制終了。
ちなみにこの1次予選は各回25組程がでて、通過出来るのは平均4組程だ。
ほとんど大半が強制終了になる。
だから今回のケースは観客からすればごく当たり前の事なのだが、本人からすれば悔しい以外のなにものでもない。
こうして4月に1つ目の仕事が終わった。
仕事と言ってもギャラはないけどね。
話は飛ぶが、結局4月が終わりbaseよしもとの1次予選に合格した同期は0組みであった。
もう一度言う、ほとんどのコンビが自信のあるネタ(例外もある)をして合格したのが0組なのだ。
本当に甘くはない世界だ。
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