後日、ＮＳＣ道場の結果が発表された。
結果は、案の上ワーストだった。
こうして４月の舞台は終わった。
ワラｂとＮＳＣ道場の両方で、納得のいく結果は出なかった。
卒業してすぐに結果が出るほうが稀なのだが、早く結果が欲しかったのだ。
焦る必要はないのに焦っていたのだ。
この焦りは危険だ。
全て自分が悪いのに、相方にイライラするようになった。
これはダメな兆候だと知りつつ止めることは出来ない。
俺のやりたい漫才はこんなものなのかと考えるようになった。
この相方で良いのかと、、、
前々から悩んで考えていたが、この結果でさらに考えるようになった。
もう限界だ。
僕はまた解散を決意した。
相方とはコンビを組んで解散してまた戻ってまた解散。
結局俺は何も成長してなかった。
また同じ事の繰り返しだ。
もう２度と戻る事はないだろう。
一応相方には報告した。
相方も納得していた。
俺のイライラや八つ当たりに嫌気がさしていてのだろう。
とにかく解散は成立した。
今後どうなるのだろう、、、
卒業してしまっているし、今後誰かとコンビを組むのは至難の技かもしれない。
こうして俺の暗黒時代が始まる。
今思うとアホすぎる。
この時点で俺の成功はなかったのかなと思う。
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