元NSC生が語る、よしもとNSCの全て~内容や解説、時間割、学費~

よしもとNSCの全てを書いています。NSCに入学しようとしている人の参考になれば幸いです。


第29話 初舞台 (僕のNSC物語)

  2016/03/05

いよいよ待ちの待った舞台だ。

緊張と楽しみが錯綜する。

でもウケなかった時の事を考えると恐怖だ。

ちなみに司会はテンダラーさんだ。

「プロの芸人と同じ舞台に立って緊張感が増します。」

と言う人もいると思うが僕はテンダラーさんがそんなに好きじゃないのでそうでもなかった(笑)

あと自分の事で精一杯だったので、「あっ!テンダラーさんね」くらいの感情だ。

出番順はすでに決められている。

もしトップ出番だとどうしようと思っていたが、出番表をみると中盤ブロックの真ん中のほうだった。

とりあえず一安心だ。

この時は気付かなかったが、おそらくトップ出番と大トリは、この時点で期待されてるコンビが選ばれているはずだ。

そしていよいよ幕が開けた。

出番までは控え室の大部屋で待機だ。

ネタ合わせなどをして最終確認をした。

出番を終えた人の話を聞く限り、お客さんや会場の空気はかなり良いみたいだ。

いよいよ出番が近づいてきたので舞台袖で待機だ。

前のコンビは軽くウケた程度だが、舞台袖でも感じるくらいお客さんの空気は良かった。

これなら何とかなるかなと思った。

さあ出番だ。

実はこの日の為に、ネタと関係のない掴みを用意していた。

披露した結果、

ややウケだ。

もう少しウケるかなと思ったが、狙い通りといったところだ。

そして本編のネタが始まる。

相方の一言でスタートだ。

ここもややウケだ。

ここまでは順調だ。

しかしその後は微妙なウケが少しあっただけで後半まで進んでいった。

後半に一番自信あるボケがある。

結果は、まあまあウケた。

そして無事に最後のオチまでいって終える事が出来た。

初舞台にしてはとりあえずウケたのでよかったかな。

これからが楽しみだ。

次はいよいよm-1です。

このネタを仕上げて勝負する予定だ。


【芸人の為のおすすめの本とDVD】
⇒自己プロデュース力 (ヨシモトブックス)
⇒ 紳竜の研究 /島田紳助/松本竜介
⇒しゃべくり漫才入門ボケとツッコミの基本、ぜんぶ教えます【電子書籍】[ 元祖爆笑王 ]

 - 僕のNSC物語