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第5話 休む暇がない (僕のNSC物語)

  2016/03/05

最初のネタ見せの授業が終わって一息つきたいところだが、休んでる暇はない。

次のネタ見せに授業に向けて、新ネタの練習が始まるのだ。

ネタに関しては、同じネタをしても問題ないのだが、僕たちは新ネタの練習をした。

理由としては最初なので色々なネタを試す方がいいと思ったからだ。

ネタに関しては前回相方が書いてきてくれた3つのネタのうちの1つだ。

さっそくネタ合わせをした。

今回もすんなりと出来た。

しかし、練習しないと不安なので何度も何度も練習した。

ほぼ完璧に出来るようになったので、残る1つのネタも軽く合わせてみて練習は終わった。

そして2回目のネタ見せの授業を迎える。

いよいよ授業が始まり、僕たちの番だ。

相変わらずの緊張感だ。

誰も笑わないし、空気は最高に重たい。

そして何より講師の目線が怖い。

この緊張感は何回ネタ見せしてもなくならないと思った。

そして今回もミスをすることなく無事に終わった。

次はダメだしである。

ネタに関しては、直すとこがあまりないと言われた。

ただこのネタだとボケの数を増やさないと勝負にならないと付け加えられた。

納得してしまった。

そしてツッコミに関してのダメだしもあった。

内容はツッコミが早いというものだった。

ボケと被ってたので、もう1テンポ間を置いた方がいいと言われた。

確かに僕は、ミスらないことに必死になりすぎて、間の事など考えれてなかった。

正確には考える余裕はなかった。

自分はそこそこお笑いの能力があり出来る方だと思っていたので、少しショックだった。

しかし同時に、かなりのやる気も出た。


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