いよいよ授業である。
ネタ見せの授業は、授業が始まる前に、ネタ見せをするコンビはホワイボードに名前を書きます。
ネタ見せの順番も自分たちで選べます。
僕たち4番目くらいにエントリーした。
いよいよ授業が始まる。
1番目から3番目のネタは全く覚えていない。
そのくらい緊張していた。
いよいよ僕たちの番だ。
ネタが聞こえなければ意味がないので、とにかく大きな声でやる事だけを心掛けた。
無事にネタは終わった。
練習通りにうまくできたと思う。
しかし全くウケなかったのだ。
これに関しては、ネタがどうのこうのより、みんなライバルなので簡単に笑うはずもないので仕方がない。
だから当然といば当然の結果だ。
ネタの後は講師のダメだしがある。
ネタも緊張するが、ダメ出しも緊張する。
どんなダメだしがくるかなと身構えていたが、意外なダメだしだった。
「最初にしては喋れてるし、よかった」との事である。
褒められたのだ。
ちなみに他のコンビは、声が小さいとか、練習不足、滑舌が悪いとかそのようなダメ出しだった。
そのなかでも僕たちは褒められたので嬉しかった。
しかし最初のネタ見せの授業なので、全体的にネタに関してのダメ出しはなく、基本的なダメ
出しだけだったのでこれからだ。
勝負は幕を開けたのである。
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