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第1話 外の世界 (僕のNSC物語「卒業後」編)

  2016/03/05

NSCを卒業したが休息している暇はない。

卒業してから誰でも出られる、公式のよしもとの舞台が毎月2回はあるからだ。

NSC道場という舞台と、tryワラbという舞台だ(現在は両方ない)。

tryワラbはbaseよしもと(現在はNMB48の舞台になっている)で行われる舞台で、ゴングショー形式の公開オーディションイベントだ。

この舞台は1次予選、2次予選、決勝(現レギュラーメンバーとの入れ替え戦)とあり、最後まで勝ち上がればbaseよしもとのレギュラーメンバーになれるという舞台だ(1次予選はゴングショー形式で面白くなければ強制終了がある)。

NSC道場は卒業から3年以内の人が出られる舞台で、月に2回あり(両日エントリーは不可)1公演60組程が出演し、審査員がランキングを付ける舞台だ。

ここで1位になればtryワラbの決勝に出れる権利が貰えるのだ。

1位になれなくても、上位20組は次月のNSC道場の舞台に優先的にエントリーでき、下位20組は次月のNSC道場にエントリー出来ないというシステムになっている。

両舞台とも先着順なので早めに並べばエントリーできる仕様となっている。

エントリー時にチケットを買い取らなければならい。

卒業後はこの2つの舞台をメインに活動していくことになる。

両舞台ともエントリーが出来たので、早速どのネタで攻めていくか話し合う事にした。

既存のネタで良いネタがなかったので、新ネタを作る事にした。

既に致命的なミスをしていた。

今思えば既存のネタで良いネタがあったし、普通に考えれば、既存のネタで勝負するのが定石だ。

とにかくそんな事には気付かずに新ネタを作った。

一応このコンビとして(キャラなども含めて)納得のいくネタは出来た。

いよいよbaseよしもとの舞台で勝負が始まる。

ちなみにエントリー時のチケットの買い取り分の手売りは全くしなかった。

粘れば売れるが、知名度のない新人が毎回しても効率よく出来ないと思ったからだ。


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